直ちゃんが愛した仲道郁代さんのピアノコンサートは聴き逃せません。
西宮の芸術文化センターで開催、モーツァルト・クロスオーバー第2回
仲道郁代、シュタインを弾く!を聴いてきました。
200年前、ウィーンの人達が聴いていた音色を昨日聴いてきました。
・クラシカルな音色

コンサートが始まるとピアノに足踏みペダルがないと気が付きました。
当時のピアノは、音を反響させたりできないのかと思いましたが
後半が始まるとき、仲道郁代さんのお話で謎が解けました。
足踏みペダルでなく鍵盤下の器具を右膝で上げる仕組みだったのです。
それでも現代のピアノに比べて音量が小さく素朴な音色です。
芸術文化センター小ホールが、このピアノに適した空間だと解ります。
当時のピアノは61鍵盤、現代より20鍵盤以上少ないですが
ベートーヴェンの悲愴や月光、このピアノの方が曲想に合っています。
・パンフレット

~モーツァルト・クロスオーバー第2回~
仲道郁代、シュタインを弾く!
プログラム
♪モーツァルト:きらきら星変奏曲
♪モーツァルト:幻想曲 K.475
♪モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第14番 K.457
~休憩~
♪ベートーヴェン:エリーゼのために
♪ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第8番 「悲愴」
♪ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第14番 「月光」
アンコール:モーツアルト:トルコ行進曲
解説
モーツァルトとベートーヴェンが愛したピアノの音色はこれだった!
シリーズ2回目は、作曲家たちを魅了してやまなかった歴史的ピアノ
の複製を仲道郁代が奏で、作曲家が思い描いた音色を表現。
彼らがめざした音楽に迫ります!
使用楽器:J.A.シュタインモデル※1790年頃の楽器を複製
鍵盤61鍵ピッチ430Hz、ツッカーマン社製(山本宣夫改造 仲道郁代蔵)
・仲道郁代さん

コンサートでしか会えない仲道郁代さんは、いつも美しくて優雅です。
いつものように前半と後半でステージ衣装が変わりました。
後半のヴェートーベンを弾くときは、銀と黒のシックな衣装でした。
心の奥深い処で感じるヴェートーベン音楽に相応しい衣装も素敵です。
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